○藤崎町りんご等果樹減農薬栽培推進事業費補助金交付要綱
(平成26年4月25日告示第38号)
改正
平成27年4月1日告示第48号
(趣旨)
第1条　町は、町内のりんご等果樹生産において、農薬使用量の低減を図り安全で安心な生産を行うことにより町内産りんご等果樹の高付加価値化に取り組む生産者を支援するため、交信攪乱剤を使用した減農薬栽培推進事業(以下「補助事業」という。)を実施する者に対し、予算の範囲内で藤崎町りんご等果樹減農薬栽培推進事業費補助金(以下「補助金」という。)を交付するものとする。
なお、補助金の交付については、藤崎町補助金等の交付に関する規則(平成20年3月14日規則第15号)(以下「規則」という。)に定めるもののほか、この告示の定めるところによる。
(補助対象者)
第2条　補助金の対象となる者(以下「補助対象者」という。)は、次の各号のいずれかに該当する者が組織する農業者団体(代表者の定めがあり、かつ組織及び運営についての定めがあるものに限る。)とする。
(1)　藤崎町に住所を有し、りんご等果樹生産に従事している者
(2)　藤崎町内に所在する農地においてりんご等果樹生産に従事する者
(補助対象経費及び補助金の額)
第3条　補助対象経費は、補助対象者が補助事業を実施するために必要な別表第1に掲げる経費とする。
2　別表第1に掲げる補助対象経費のうち、安全・安心な生産推進費の補助対象となる経費区分は別表第2のとおりとする。
3　補助金の額は、別表第1に掲げる経費毎に定める補助基準額に事業量を乗じて得た額と補助対象経費の実支出額のいずれか低い額に同表に掲げる補助率を乗じて得た額以内とする。
(交付申請)
第4条　補助金の交付を受けようとする者は、規則第5条の規定による交付申請書に、当該団体の組織及び運営について定めた規約等を添えて、町長に提出するものとする。
(交付決定)
第5条　町長は、第4条の申請があったときは、その内容を精査し、補助金を交付する旨の決定をしたときは、規則第6条の規定により当該申請者に通知するものとする。
(実績報告)
第6条　補助金の交付の決定を受けた者は、補助事業が完了した日から起算して30日を経過した日又は事業実施年度末日のいずれか早い期日までに、規則第12条の規定による実績報告書に次に掲げる書類を添えて、町長に提出するものとする。
(1)　領収書等補助対象経費の支出を確認することができる書類の写し
(2)　その他町長が必要と認める書類
(補助金額の確定)
第7条　町長は、第6条第1項の報告を受けた場合においては、その報告に係る補助事業の成果が補助金の交付の決定内容及びこれに付した条件に適合するものであるかどうかを調査し、適合すると認めたときは、交付すべき補助金の額を確定し、規則第13条の規定により当該補助対象者に通知するものとする。
(補助金の交付)
第8条　補助金の交付は、第7条の規定により交付すべき補助金額が確定した後において行うものとする。ただし、補助対象経費のうち安全・安心な生産推進費以外の経費に係る補助金については、概算払により交付するものとする。
2　第1項の規定による補助金の交付を受けようとする者は、規則第15条の規定による交付請求書を町長に提出しなければならない。
(委任)
第9条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は町長が別に定める。
附　則
この告示は、平成26年4月25日から施行する。
別表第1(第3条関係)
補助対象経費別の内容、補助基準額及び補助率
補助対象経費内容補助基準額補助率
調査資材費交信攪乱剤設置による効果を調査するために設置するフェロモントラップ等資材の購入に必要な経費1カ所あたり12,000円1／2
調査委託費交信攪乱剤設置による効果の調査及び結果の取りまとめを委託する者に対する謝礼に必要な経費1カ所あたり15,000円
事業推進事務費補助事業実施のために直接に必要な消耗品費、印刷製本費、通信運搬費、借上費等の事務的経費一式50,000円
安全・安心な生産推進費補助事業を実施することにより町内産りんごの高付加価値化を目指す取組に必要な以下の経費
(1)生産者へのりんごIPMの周知・啓蒙活動のために必要な経費
(2)持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画の認定(エコファーマー認定)取得を目指す生産者を支援する取組に必要な経費
(3)慣行栽培によるりんごとの差別化を図る取組に必要な経費 		一式800,000円
別表第2(第3条関係)
安全・安心な生産推進費の補助対象となる経費区分
経費区分内容
謝金外部講師、指導員、協力者等への謝礼金
旅費普通旅費、特別旅費(外部講師等旅費、費用弁償)
需用費消耗品費、燃料費、印刷製本費
役務費通信運搬費、手数料、広告料等
使用料及び賃借料会議・研修会場、物品等の使用料及び賃借料