「新しい生活様式」の定着を目指して
「新しい生活様式」を実践しましょう
5月25日(月)新型コロナウイルス感染症対策のために、全国に発令されていた緊急事態宣言が解除されました。
しかし、緊急事態宣言が解除されたからといって、いきなり元の生活状況に戻れるわけではありません。新たな感染者の発生や感染拡大の状況を考慮しながら、一定の期間を設け、外出の自粛や施設の使用制限の要請等を緩和しつつ、段階的に社会経済の活動を戻していくことになります。
元の生活状況に戻るためには、新たな感染者の発生や感染拡大を予防するため「新しい生活様式」を実践していくことが重要になります。
新型コロナウイルス感染症は、無症状や軽症の人であっても他の人に感染を広げる例があります。新型コロナウイルス感染症対策には、自らを感染から守るだけでなく、自らが周囲に感染を拡大させないことが不可欠です。そのためには一人ひとりが日常生活の中で「新しい生活様式」を心がけていただくことが、新型コロナウイルス感染症をはじめとする各種の感染症の拡大を防ぐことができ、ご自身のみならず、大事な家族や友人・隣人の命を守ることにつながるものと考えます。
新しい生活様式
(1)一人ひとりの基本的感染対策
☆感染防止の3つの基本 ①身体的距離の確保
②マスクの着用
③手洗い
□人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける
□遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ
□会話をする際は、可能な限り真正面を避ける
□外出時、屋内にいるときや会話をするときは症状がなくてもマスクを着用
□家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える。シャワーを浴びる。
□手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)
※高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と合う際には、体調管理をより厳重にする。
☆移動に関する感染対策
□感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える
□帰省や旅行はひかえめに、出張はやむを得ない場合に
□発症したときのため、誰とどこで会ったかをメモする
□地域の感染状況に注意する
(2)日常生活を営む上での基本的生活様式
□まめに手洗い、手指消毒
□咳エチケットの徹底
□こまめに換気
□身体的距離の確保
□「3密」の回避(密集・密接・密閉)
□毎朝の体温測定、健康チェック
※発熱または風邪の症状がある場合は無理せず自宅で療養
(3)日常生活の各場面別の生活様式
買い物 ○通販も利用する
○一人または少人数で空いた時間に
○電子決済を利用する
○計画を立てて素早く
○展示品への接触は控えめに
○レジに並ぶときは、前後をあける
食 事 ○持ち帰りやデリバリーも利用する
○大皿は避けて、料理は個々に
○対面ではなく、横並びで座る
○おしゃべりは控えめに
○お酌や回し飲みは避ける
娯楽・スポーツ等
○公園は空いた時間、場所を選ぶ
○筋トレやヨガは自宅で動画を活用
○ジョギングは少人数で
○すれ違う時は距離をとる
○予約制を利用してゆったりと
○狭い部屋での長居は避ける
○歌や応援は距離をとるかオンラインで
冠婚葬祭や親族行事
○多人数での会食は避ける
○風邪の症状があるなら参加しない
公共交通機関の利用
○会話は控えめに
○混んでいる時間は避ける
○徒歩や自転車も併用する
(4)働き方の新しいスタイル
□テレワークやローテーション勤務
□時差勤務でゆったりと
□オフィスは広々と
□会議はオンライン
□名刺交換はオンライン
□対面での打合せは換気とマスク
※業種ごとの感染拡大防止ガイドラインは関係団体が別途作成
〈厚生労働省 新しい生活様式〉
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html#newlifestyle