東北電力では、東日本大震災で被災した発電所の復旧と電力供給力の確保に全力で取り組んでいますが、今夏の需要に対して、十分に供給することが難しい状況です。夏場の一層の節電にご協力くださいますようお願いいたします。

  • 東日本大震災により、主に太平洋側の火力発電所が大きな被害を受け、発電を再開するまでに長い期間がかかる見込みです。(原子力発電所は安全に停止中)
  • 夏場は冷房の使用が増え、東北全体では1年で最も電気を使用します。
  • 今年の夏の電力使用の最大需要電力は、平年並みの気温の場合、1300万kW~1380万kW程度、昨年のような猛暑の場合、1480万kW程度を想定しています。
  • 一方で、供給力は1230万kW程度を見込んでおり、このままでは、70万~250万kW程度の供給力不足となります。昨年の青森県の最大電力は約150kWであり、気候によっては、青森県一県に相当する電力不足になる可能性があります。
夏の電力の使われ方の特徴と節電のポイント

ご家庭で実践できる具体的な節電・電気使用時間のシフトの例
節電
  • エアコン : ①室温を28℃に設定(2℃上げる)  130W(10%)の節電       

            ②エアコンを止めて扇風機を使用  600W(50%)の節電

  • 冷蔵庫 : 温度を「強→中(または低)」に設定  25W(2%)の節電
  • テレビ : 省エネモードに設定、見ない時消す  25W(5%)の節電
  • 照明 : 日中は消灯、夜間もできるだけ消灯  60W(5%)の節電
電気使用時間シフト 

(タイマーを利用し早朝・夜間に使用)

  • 洗濯機  400W(33%)のシフト
  • 食器洗い乾燥機  900W(75%)のシフト

 

※節電に関する情報は、東北電力のホームページでもご案内しています。 

http://www.tohoku-epco.co.jp