平成8年に竣工した常盤ふるさと資料館「あすか」には、資料館の柱である先人たちの作品や遺品が多数収蔵されています。いずれも旧常盤村出身の偉人で、すばらしい功績を残しています。
 版画家の故・高木志朗氏の作品が旧常盤村に寄贈されたことが「あすか」建設のきっかけとなり、同時に“農業の父”として尊敬を集める故・浅利崇氏の膨大な蔵書のための図書室も設けられました。最近では躍動的な馬のモチーフで知られる版画家の故・円平仁氏の作品も加え、「あすか」は旧常盤村の文化を知る上での重要な拠点となっています。
 収蔵品による常設展はもちろん、町内外の芸術・文化グループや個人アーティストによる企画展など、今や芸術文化の発信地としての役割を担っています。

日本の鬼(髙木志朗作品)

ポーランド・クラコウ国際版画ビエンナーレ展グランプリ受賞 日本の鬼 (髙木志朗作品) 
 

山がらみの舞(円平仁作品)

山がらみの舞 (円平仁作品)