認知症初期集中支援チーム
認知症初期集中支援チームとは
認知症の方やその家族などに対して、早めに医療や介護のサービスなどが利用できるようお手伝いをするチームです。
専門の資格を持ち研修を受けた地域包括支援センター職員と認知症サポート医で構成されています。
どんなことをするの?
チーム員が自宅を訪問し、生活で困っていることを一緒に確認します。
チームで相談しながら、おおむね6ヶ月を目安に医療や介護サービスへつなぐためのサポートをします。
対象者
40歳以上で在宅で生活しており、認知症が疑われる方または認知症の方で、以下の基準にあてはまる方
① 医療サービス、介護サービスを受けていない方、または中断している方で以下のいずれかに該当する方
・認知症疾患の臨床診断を受けていない方
・継続的な医療サービスを受けていない方
・適切な介護保険サービスに結びついていない方
・診断されたが介護サービスを中断している方
② 医療サービス、介護サービスを受けているが認知症の行動・心理症状が顕著なため、対応に苦慮している方
どこに相談すればいいの?
認知症は早期診断・早期対応が大切です。
認知症でお困りの方は、藤崎町地域包括支援センター(☎65-4155)にご相談ください。
どうして早めの対応が必要なの?
認知症は現在完治が難しい病気とされていますが、早期に発見して適切な対処をすれば、その人らしい暮らしを続けることができます。
早期治療で改善が期待できる
認知症の原因はさまざまですが、早期に発見し治療を始めることで、改善が期待できるものもあります。
進行を遅らせることができる
認知症の症状が悪化する前に適切な治療やサポートを行うことで、進行スピードを遅らせたり、症状を緩和できる可能性があります。
事前に準備ができる
症状が軽いうちに本人や家族が話し合い、今後の治療方針を決めたり利用できる制度やサービスを調べたりして、今後の生活について考えることができます。