平成27年4月29日に友好都市提携協定を締結

委嘱状贈呈のようす
 田野畑村との交流は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災がきっかけでした。
 
 藤崎町の舘山新一教育長(当時)と田野畑村の石岡三郎教育長(当時)が研修先で知り合い、石岡氏が旧浪岡町(現青森市)出身であることから連絡を取り合っていました。
  
 平成23年3月11日に東日本大震災が発生し、 舘山氏が、田野畑村の子どもたちが精神的に不安を感じているのではないかと案じ、平成23年8月に田野畑村の小学生を藤崎町に招待したことを機に、交流が始まりました。
 
 平成25年度からは被災の復興支援の一環として、藤崎町から田野畑村へ職員を派遣。翌年には田野畑村の復興祈念祭に藤崎町長をはじめ、関係団体が招待されるなど親交を深め、平成27年4月29日に友好都市提携協定を結びました。
 
 

田野畑村の概要

 岩手県沿岸部に位置する田野畑村は、人口約3,200人の農山漁村です。県庁所在地の盛岡市から約100km、車で約2時間の位置にあり、岩泉町と普代村に接し、太平洋に面しています。

 北上山地から続くなだらかな山々がつくるのどかな風景が広がり、東部の海岸線は、“海のアルプス”とも呼ばれる、隆起海岸がつくる豪壮な断崖となっています。大部分が山林で、平地はわずか16%程度の山間の地形です。夏は「ヤマセ」や親潮の影響を受け冷涼、冬は太平洋型の気候で寒い中にも日照に恵まれています。

 

 田野畑村の産業は、水産業と酪農が主なものです。水産業ではワカメやコンブの養殖、鮭やアワビ、ウニなどが水揚げされ、豊かな自然と地形を活かした酪農では、高品質の牛乳や乳製品がつくられています。
 また、漁船や観光船によるクルーズや海釣り、海水浴、ダイビング、キャンプ、トレッキングといった体験型観光にも力を入れています。 

 田野畑村との交流

 平成24年度からは、両町村の子どもたちが隔年で互いの町村を訪れ、藤崎ねぷた合同運行への参加や金魚ねぷた製作体験、津波学習や漁業体験など、各種体験や交流を通し、親交を深めてきました。
 また、「ふじさき秋まつり」や「たのはた産業まつり」など、両町村が主催するイベントにそれぞれ参加し、会場を盛り上げています。 
 
「ふじりんごふるさと応援大使」委嘱状のオブジェ
上手にできるかな?
「ねぷた絵の絵付け体験」
 
「ふじりんごふるさと応援大使」名刺
ヤーヤドーの掛け声とともに!
「藤崎ねぷた合同運行」
 

「ふじりんごふるさと応援大使」委嘱状のオブジェ
「たのはた産業まつり」で
たのくんと一緒に、ふじ丸くん、
ジャン坊くんもハイチーズ!

「ふじりんごふるさと応援大使」名刺
「児童交流」は10年の節目で
ひとまず終了。
みんな、また会おうね!
 
 

 見どころ

 高さ200メートルの断崖に、奇岩怪石、大小さまざまな海蝕洞窟と、ダイナミックな海岸線が約8キロにもわたり続ける景勝地「北山崎」が観光名所の見どころの一つとなっています。
 海にせり出す展望台からの眺望は、息をのむ素晴らしさで、(公財)日本交通公社の全国観光資源評価「自然資源・海岸の部」で最高ランクの特A級に格付けされました。北山崎ビジターセンターの裏手には、高山植物のシロバナシャクナゲが群生する散策コースがあり、6月下旬から7月上旬にかけて、白く美しい花を咲かせます。

          
 
  
  
 高さ120mの思惟大橋から北に約300m先にあり、令和3年4月22日に移転リニューアルオープンした道の駅たのはた「思惟(しい)の風」。
 旬の野菜や田野畑村の特産品を販売しているほか、生乳をふんだんに使用した「たのはた生乳ソフト」など、充実したメニューのファストフードコーナーが設置されています。
 また、館内には藤崎町の特産品コーナーも設置され、両町村のおいしいものが味わえます。
   
 

「ふじりんごふるさと応援大使」委嘱状のオブジェ
観光案内所、休憩所も兼ねている
道の駅「思惟(しい)の風」。

「ふじりんごふるさと応援大使」名刺
 旬の野菜や豊富な海産物、新鮮な
乳製品等を買うことができます。

「ふじりんごふるさと応援大使」委嘱状のオブジェ
 館内には藤崎町の特産品コーナー
が設置されています!

「ふじりんごふるさと応援大使」名刺
町の美味しい逸品をぜひ
チェックしてみてください! 

 

  

 

岩手県田野畑村ホームページ

 

田野畑村ホームページでの藤崎町の紹介

 

広報たのはた