クマに注意!!

 近年、ツキノワグマの出没が増えており、藤崎町でも令和7年5月31日(土曜日)に目撃情報が寄せられました。

 現在まで人的被害は発生しておりませんが、周辺市町村における目撃情報が多発していることから、藤崎町内でも注意が必要です。

 

ツキノワグマ出没警報について

 青森県における令和7年4月の出没件数が、過去5年間における出没件数の平均値の2倍以上となったため、「ツキノワグマ出没警報」が発表されています。

1.期間

  令和7年5月1日(木曜日)から令和7年11月30日(日曜日)

2.区域

  青森県内全域

3.県民の皆様へのお願い

 ・出没情報に気を配り、出没が確認されている場所には近づかないでください。

 ・山に入る時はなるべく複数で音を出しながら歩くようにしてください。

 ・クマを引き寄せる食べ物や野菜くず等の生ごみを屋外に放置しないで下さい。

 

クマに出会わないために

・できるだけ2人以上で行動するよう心掛けましょう。

・明け方や夕暮れ時は、クマが活発に活動する時間帯ですので、注意しましょう。

・クマの足跡やフンなどを見つけた場合は、その先に進まず引き返してください。

 

クマに出会ってしまったら

・遠くにクマを見つけた場合、大声をあげたり、攻撃したりせず、後ずさりしながら静かに立ち去りましょう。

・逃げるものを追う習性があるため、背中を見せて走らないでください。

・子グマを見つけても、決して近寄ってはいけません。(※近くに親グマがいます。)

 

クマの特性

・クマは冬眠から目覚め、5月から11月頃まで山菜や昆虫、木の実などの食べ物を探してよく動き回ります。

・特に子連れの親グマは子どもを守るために気性が荒くなります。万が一、子グマに近寄ったり、刺激を与えることで、襲われる可能性があります。

・クマは1日で40から50キロメートルを歩けるほどの行動力を持っています。

・基本的には臆病な動物ですので、人の気配などを感じるとクマの方が逃げていきます。

・エサを食べるのに夢中になっていて、ばったり人と遭遇した時に自己防衛の手段として人を襲ってきます。

・人の捨てたごみなどをエサにして食べたクマは、人に対する警戒心が低くなっており、危険です。