開催期間 平成25年6月7日(金)~6月16日(日)

 毎年、この時期に当館で開催している美術クラブ会員展。
 藤崎町内に在住の30代~70代の会員8名で、油彩画・日本画・水墨画など22点の作品が並びます。

 

 県展や中央展に出品している作品も何点かあり、お客様からは見ごたえがあり来た甲斐があると好評です。


 下の作品は赤石久男さんの日本画三点。
左「春芽」 中「廃船」 右「津軽初冬」


 昨年の県展で特選になった「廃船」は迫力があり、モチーフの違う作品が並ぶことにより更に、それぞれの作品がいきてくるように感じます。

 


 作品右:「望郷の念・シベリア」伊藤郁子(第39回日象展) 


 「石膏デッサン1」の佐野隆幸さんは、第99回光風会展で本県から初入選のお一人でもあります。(入選作は今回の出展なし)

 なかなか力作ぞろいの展覧会となっています。

 

 「あすか美術クラブ会員展」は、平成17年の市町村合併を機に、それまでの「常盤美術クラブ」の名称を「あすか美術クラブ」としてから今年で8回目の作品展です。
 旧「常盤美術クラブ」は昭和64年(平成元年)わずか4人で発足し、1年に1回(当時の)常盤村公民館を会場に会員展を開催し続けると共に、県展にも出品してきたと聞きました。発足当時の会員はほとんどの方が他界され、その後を引き継いできた現在の会員がその活動を大切に支えています。
 発足から24年の年月を、その時その時の会員がリレーのバトンのように支え続けている…ということは深い重みがあります。
 毎年この展覧会を楽しみにおいでくださるお客様もいて、会員の活動を支えているのは実は喜んでご覧になってくださるお客様にもあるのだと強く思います。
 あらためて当館としても、出展してくださる会員の方々、おいでくださるお客様に感謝申しあげます。


まだまだ紹介しきれない作品があります。
ぜひ会場でご覧いただきたいと思います。会期は6月16日(日)までです。